フィリピン留学の落とし穴2025|8つの失敗パターンと完全対策
「こんなはずじゃなかった…」「事前に知っていれば…」
フィリピン留学で後悔する人の多くは、事前の情報不足が原因です。この記事では、10年以上の留学サポート経験から見えてきた8つの典型的な失敗パターンと、その対策法を徹底解説します。
【失敗1】激安エージェントの罠:隠れた追加費用
よくあるケース
「4週間10万円!業界最安値!」という広告を見て申し込んだら、現地で追加費用が20万円も請求された。
隠れやすい追加費用
- SSP(就学許可証):約17,000円
- ビザ延長費:4週以上で約4,000円〜
- ACR I-Card:60日以上で約4,000円
- 教材費:3,000〜5,000円
- 電気・水道代:3,000〜5,000円/月
- デポジット:5,000〜10,000円(退寮時返金)
- 空港ピックアップ:2,000〜4,000円
合計すると、4週間で約4〜5万円の追加費用が発生します。
対策法
- 見積もり時に「総額(All-in)」を必ず確認
- 現地費用の内訳を明記した書類を要求
- 複数エージェントで相見積もり
- 口コミサイトで「隠れ費用」の評判をチェック
【失敗2】悪質エージェントの見分け方
危険なエージェントの特徴
- ✗ 連絡が遅い、返信がいい加減
- ✗ 契約書・見積書を出さない
- ✗ 「今だけ特別価格」と急がせる
- ✗ デメリットを一切説明しない
- ✗ 実績・会社情報が不明確
- ✗ 現地サポート体制が不明
信頼できるエージェントの条件
- ✓ PECA加盟(台湾フィリピン留学発展協会)
- ✓ 実績5年以上、累計500名以上のサポート
- ✓ 現地オフィスまたは提携先が明確
- ✓ 契約書・見積書が明瞭
- ✓ デメリットもしっかり説明
- ✓ 24時間緊急サポート体制
対策法
- 最低3社以上のエージェントを比較
- Google口コミ、SNSでの評判確認
- 実際の卒業生に話を聞く(可能であれば)
- 契約前に必ずキャンセル規定を確認
【失敗3】学校選びの3大ミス
ミス①:目的とカリキュラムのミスマッチ
「IELTS 7.0が必要なのに、一般英語(ESL)コースに申し込んでしまった」
対策:目的を明確にし、それに特化したコースを選ぶ
- TOEIC目標 → TOEIC専門コース
- IELTS目標 → IELTS保証コース
- 日常会話 → ESLコース
- ビジネス → Business Englishコース
ミス②:スパルタ度の選択ミス
「スパルタ式に申し込んだら、毎日10時間授業で疲弊。3週目で挫折…」
対策:自分の性格・体力に合った学習強度を選ぶ
- 初心者・社会人 → セミスパルタ(1日6〜8時間)
- 本気で短期間にスコアアップ → スパルタ(1日10時間、平日外出禁止)
- 自己管理できる人 → ノンスパルタ(自由度高い)
ミス③:施設・環境の事前確認不足
「写真では綺麗だったのに、実際は古くて汚い。Wi-Fiも遅すぎて使えない」
対策:以下を必ず事前確認
- 最新の学校写真・動画(YouTubeで検索)
- Wi-Fi速度(各部屋に専用回線があるか)
- 食事の質(口コミで「不味い」評価が多い学校は避ける)
- 部屋タイプ(1人部屋 / 2人部屋 / 4人部屋)
- 洗濯サービスの頻度(週2回 or 週3回)
【失敗4】治安トラブル回避術
よくあるトラブル
- スリ・ひったくり(ショッピングモール、混雑した場所)
- ぼったくりタクシー(メーター無視、遠回り)
- 睡眠薬強盗(知らない人からの飲み物)
- 置き引き(カフェ、レストランでの席取り)
絶対に守るべき7つのルール
- 夜22時以降は単独行動しない
- 高額現金は持ち歩かない(1日5,000円まで)
- ブランド品・高級時計は身につけない
- タクシーはGrabアプリで手配(メータータクシーは避ける)
- 知らない人からの飲食物は受け取らない
- 貴重品は学校の金庫に保管
- 危険エリアには近づかない(コロン地区、パシル地区など)
【失敗5】講師の質が期待外れ
よくある不満
- 「講師が遅刻・欠勤ばかり」
- 「発音が訛っている」
- 「教え方が下手」
- 「ずっと同じ講師を変えてもらえない」
原因
- 学校の講師管理体制が甘い
- 講師の採用基準が低い
- 研修制度が不十分
対策法
- 講師採用率5〜10%の学校を選ぶ(難関採用で質が高い)
- 講師の定期研修制度がある学校
- 講師変更が柔軟にできる学校(週1回変更可など)
- 体験レッスン動画をYouTubeで確認
【失敗6】日本人ばかりで英語環境にならない
よくあるケース
「日本人比率40%と聞いていたが、実際は70%。授業以外は日本語ばかり…」
対策法
- 日本人比率20%以下の学校を選ぶ
- EOP(English Only Policy)がある学校(英語以外禁止)
- 繁忙期(7〜8月、2〜3月)は日本人が増えるため、オフシーズン(4〜6月、9〜11月)を狙う
- 韓国資本の学校は日本人が少ない傾向
自分でできる対策
- 日本人以外のルームメイトを希望
- 多国籍グループアクティビティに参加
- 平日は積極的に他国籍の生徒と交流
【失敗7】期待値が高すぎる
非現実的な期待
- ✗ 「1ヶ月でTOEIC 200点アップ」→ 現実的には50〜100点
- ✗ 「ペラペラになる」→ 4週間では基礎固めレベル
- ✗ 「勉強しなくても伸びる」→ 予習復習は必須
現実的な成果の目安
- 4週間:TOEIC 50〜100点アップ、基本会話ができる
- 12週間:TOEIC 150〜250点アップ、日常会話が流暢に
- 24週間:TOEIC 300〜400点アップ、ビジネスレベル
※ 個人差あり。毎日の予習復習が前提。
【失敗8】キャンセル規定を確認せず後悔
よくあるトラブル
「急な仕事で行けなくなったが、キャンセル料80%と言われた」
一般的なキャンセル規定
- 出発30日前:キャンセル料20〜30%
- 出発14日前:キャンセル料50%
- 出発7日前:キャンセル料70〜80%
- 出発当日:返金なし
対策法
- 契約前に必ずキャンセル規定を確認
- 海外旅行保険の「キャンセル補償」に加入
- 柔軟なキャンセル規定のエージェントを選ぶ
まとめ:失敗しないフィリピン留学の5ステップ
- 目的を明確にする:TOEIC?IELTS?日常会話?
- 信頼できるエージェントを選ぶ:PECA加盟、実績確認
- 総額見積もりを確認:隠れ費用がないか
- 学校を3校以上比較:カリキュラム、施設、日本人比率
- キャンセル規定を確認:万が一に備える
この8つの失敗パターンを知っておけば、後悔しないフィリピン留学が実現できます。不安なことがあれば、経験豊富なエージェントに相談し、納得してから申し込みましょう。
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