2026年フィリピン留学完全ガイド|失敗しない都市・語学学校の選び方
フィリピン留学を検討中のあなたへ。この記事では、10年以上の留学サポート経験から得た知識をもとに、失敗しない留学プランの立て方を徹底解説します。
「どの都市を選べばいい?」「語学学校の違いは?」「本当に英語力は伸びる?」こんな疑問をすべて解決し、あなたに最適な留学プランを見つけるお手伝いをします。
なぜ今、フィリピン留学なのか?
1. マンツーマンレッスンが主流
欧米の語学学校は1対10〜20のグループレッスンが中心ですが、フィリピンでは1日4〜8時間のマンツーマンレッスンが標準。自分のペースで、弱点を集中的に改善できます。
日本人に多い「聞けるけど話せない」という悩みも、マンツーマンなら講師を独占できるため、スピーキング力が飛躍的に向上します。
2. 圧倒的なコストパフォーマンス
欧米留学と比較すると、フィリピン留学は約3分の1〜半額の費用で済みます:
- フィリピン4週間:15〜25万円(授業料+宿泊+食事込み)
- 欧米4週間:40〜60万円(授業料のみ、宿泊・食事別)
特に、宿泊・食事が学費に含まれている点が大きなメリット。生活費を気にせず勉強に集中できます。
3. 日本から近く、短期留学に最適
- 東京→セブ:約5時間(直行便あり)
- 時差:わずか1時間
- 週末観光も充実:ビーチ、ダイビング、アイランドホッピング
1〜2週間の短期留学でも効果を実感でき、社会人の有給休暇でも十分に参加可能です。
セブ vs バギオ:都市選びの決定版
セブ島:リゾート × 留学
こんな人におすすめ:
- 週末はビーチでリフレッシュしたい
- 温暖な気候が好き
- 学校の選択肢を多く持ちたい
- 初めての留学で安心したい
メリット:
- 語学学校数が最多(40校以上)
- 日本人スタッフ常駐校が多い
- リゾート施設が充実
- 直行便で5時間とアクセス抜群
デメリット:
- 誘惑が多く、勉強に集中しにくい人も
- 日本人比率が高め(20〜40%)
- 物価がやや高い
代表的な学校:
- SMEAG:IELTS/TOEIC/TOEFL公式試験会場
- EV Academy:2023年新校舎、スパルタ式
- CIA:セミスパルタ、施設が充実
バギオ:学習特化型の環境
こんな人におすすめ:
- 誘惑を断ち切って勉強に没頭したい
- 涼しい気候が好き(年間平均20℃)
- IELTS高得点を本気で目指す
- ストイックな環境を求める
メリット:
- スパルタ式カリキュラムが充実
- 講師の質が高い(大学都市)
- 誘惑が少なく勉強に集中できる
- 物価が安い
デメリット:
- 娯楽施設が少ない
- マニラから車で6時間(山道)
- Wi-Fi速度がやや遅い
代表的な学校:
- PINES:バギオ最大規模、IELTS保証コース
- MONOL:スピーキング特化、独自メソッド
- BECI:スピーキング録音・フィードバック
語学学校の選び方:7つの重要ポイント
1. カリキュラムの種類
- ESL(一般英語):初心者向け、日常会話重視
- TOEIC対策:就職・昇進に必須
- IELTS対策:海外大学・移住申請に必要
- ビジネス英語:プレゼン・交渉スキル
2. 学習強度(スパルタ度)
- スパルタ:平日外出禁止、1日10時間授業、義務自習
- セミスパルタ:平日夜外出可、1日8時間授業
- ノンスパルタ:自由度高い、1日4〜6時間授業
おすすめ:初心者や社会人はセミスパルタ、本気で短期間にスコアアップしたい方はスパルタ。
3. 宿泊施設のタイプ
- 内部寮:校内宿泊、食事付き、通学時間ゼロ
- 外部ホテル寮:ホテル並みの設備、プライバシー重視
- コンドミニアム:キッチン付き、自炊可能
4. 日本人比率
日本人が少ないほど英語環境は良いですが、初心者には日本人スタッフのサポートも重要。バランスを見ましょう。
- 20%以下:多国籍環境、上級者向け
- 20〜40%:バランス型、初〜中級者向け
- 40%以上:日本人が多い、超初心者向け
5. 講師の質
フィリピン人講師の英語力は非常に高いですが、学校によって研修制度に差があります。確認ポイント:
- 講師採用率(5〜10%が理想)
- 定期研修の有無
- 学歴(大学卒業以上が基本)
6. 食事の質
1日3食付きが一般的。韓国資本の学校は韓国料理中心、日本資本は日本食が多め。事前に口コミをチェックしましょう。
7. Wi-Fi環境
フィリピンのWi-Fiは日本より遅いのが現実。学校によっては各部屋に専用回線を引いているところもあります。
費用の目安(2026年版)
4週間の総費用
| 項目 | 金額(円) |
|---|---|
| 授業料+宿泊+食事 | 150,000〜250,000 |
| 入学金 | 15,000 |
| 航空券(往復) | 40,000〜80,000 |
| ビザ延長費(4週以上) | 4,000 |
| SSP(就学許可証) | 17,000 |
| ACR I-Card(60日以上) | 4,000 |
| 教材費 | 3,000〜5,000 |
| 電気・水道代 | 3,000〜5,000 |
| お小遣い | 30,000〜50,000 |
| 合計 | 266,000〜438,000 |
12週間の総費用
- 授業料+宿泊+食事:450,000〜750,000円
- その他諸費用:約150,000円
- 合計:600,000〜900,000円
ビザ・手続き完全ガイド
必要な書類
- パスポート:有効期限6ヶ月以上
- 往復航空券:片道だけでは入国拒否の可能性
- SSP(Special Study Permit):現地で取得、約17,000円
滞在期間別ビザ
- 30日以内:ビザ不要(無査証入国)
- 30日〜59日:ビザ延長1回(約4,000円)
- 60日以上:ACR I-Card必要(約4,000円)
※ すべて学校が代行してくれるため、自分で手続きする必要はありません。
安全対策:知っておくべきこと
基本的な注意事項
- 夜間の単独行動は避ける(22時以降)
- 高額な現金は持ち歩かない(1日5,000円程度まで)
- ブランド品は身につけない
- タクシーは配車アプリ(Grab)を利用
- 知らない人からの飲食物は受け取らない
安全な学校の見分け方
- 24時間警備員常駐
- 校内にCCTV(監視カメラ)設置
- 門限制度あり
- 日本人スタッフが常駐
出発前の準備チェックリスト
必須の持ち物
- パスポート(有効期限6ヶ月以上)
- 往復航空券(Eチケット印刷推奨)
- クレジットカード(VISA/Mastercard)
- 現金(日本円5万円 + ペソ1万円分)
- 証明写真(5×5cm、10枚)
- 英文診断書(持病がある場合)
あると便利なもの
- ポケットWi-Fi または SIMフリースマホ
- 変圧器(フィリピンは220V)
- 常備薬(胃腸薬、風邪薬、虫刺され薬)
- 日焼け止め(SPF50推奨)
- 虫除けスプレー
- 洗濯ネット(寮のランドリーサービス用)
まとめ:あなたに最適なプランは?
こんな人はセブ留学
- 初めての留学で不安がある
- 週末はリゾートでリフレッシュしたい
- 短期(1〜4週間)で効果を出したい
- 日本人サポートが手厚い環境を希望
こんな人はバギオ留学
- IELTS 6.5〜7.5を本気で目指す
- 誘惑を断ち、勉強に集中したい
- 12週間以上の長期留学を予定
- 涼しい気候が好き
失敗しない学校選びのコツ
- 目的を明確に:TOEIC?IELTS?日常会話?
- 予算を決める:無理のない範囲で
- 口コミを確認:実際の卒業生の声を聞く
- 無料相談を活用:専門エージェントに相談
- 複数校を比較:最低3校は見積もりを取る
フィリピン留学は、正しい準備と学校選びができれば、人生を変えるほどの経験になります。この記事が、あなたの留学成功の第一歩になれば幸いです。
ご質問やご相談は、格仲留学の無料カウンセリングをご利用ください。10年以上の経験から、あなたに最適なプランをご提案します。